お取り寄せスイーツの中で、最近人気のミルクレープ。何枚ものクレープ生地の間に、クリームやフルーツを挟んだケーキがミルクレープです。
生クリームだけのベーシックなものから、お店によってさまざまな工夫を凝らし、季節のフルーツを挟んでいたり、生地の味もチョコレート、抹茶など変わり種も人気です。この記事では、最近人気のミルクレープの知ってるようで知らない秘密をひもといていきましょう!
美味しいミルクレープの意外と知らない歴史
何層にも重なっているのがミルクレープの特徴ですが、それ以外にミルクレープのことってあまりよく知らないですよね。知っていると得するかもしれない、ミルクレープに関する豆知識を紹介します。
ミルクレープの名前の由来
ミルクレープは、「ミルク」と「クレープ」の造語だと思われていることが多いのですが、実は違います。名前の由来は、フランス語で、1000枚のクレープという意味です。生地が何層にも重なっている様子をフランス語で「1000」という意味の「ミル」で表しています。それに「クレープ」でミルクレープ。なんとも、おしゃれな名前ですよね。
ミルクレープって日本出身って知ってた?
名前の由来がフランス語なので、フランス語発祥のケーキなのでは?と思われるかと思いますが、ミルクレープは、実は日本生まれのケーキです。
元祖は西麻布のルエル・ドゥ・ドゥリエールと言われています。ミルクレープの誕生は、お店がオープンした1978年頃です。その頃はあまり流行らなかったミルクレープですが、その美味しさに目をつけたある企業がルエル・ドゥ・ドゥリエールから許可を得て販売したことで、日本全体にミルクレープの存在が広まるようになりました。
実は簡単!おうちでできるミルクレープの作り方!
ミルクレープをお家で作るのって大変そう…!と思う方が多いと思いますが、実はお家でも簡単にできます。おうちにあるもので、オリジナルのミルクレープを作ってみるのも、楽しいですよね!
ミルクレープって何からできてる?材料を集めてみよう
ミルクレープの基本的な材料を集めてみました。
【生地】
・ホットケーキミックス150g
・卵2個
・牛乳350cc
・バター20g
・サラダ油
【クリーム】
・生クリーム
・グラニュー糖
・バニラエッセンス
おうちで作るときは、ホットケーキミックスが簡単でおすすめです。もちろん、ホットケーキミックスがなければ、小麦粉と砂糖があれば大丈夫です。
知っていて便利な!簡単な作り方
上記の卵、牛乳、ホットケーキミックス、溶かしバターの順番に混ぜ合わせます。よく混ざったら、ザルで濾してから生地を焼きます。ポイントは薄く焼くことです。1ホールのミルクレープを作るのに、大体20枚程度あればOKです。
生地が完成したら、生地と生クリームを交互に塗り重ねていきます。1番上に重ねる生地は、少し大きめに焼いておくと、最後に重ねた時に、見た目が綺麗に仕上がります!
作業はたったこれだけです。食べる前にしっかり冷やして完成です。これなら、簡単に作ることができますよね!お好みに合わせて、飾り付けなどアレンジは無限大なので、ぜひおうちでも試してみたいですね!
気になるカロリーはどのくらい?
ミルクレープのカロリーは1ピース、235kcal程度です。ショートケーキが1ピース366kcalなので、他のケーキに比べると少し低めです。また、糖質も18.3gで、ショートケーキの28.5gに比べると低めなことがわかります。
ミルクレープは薄いクレープ生地に、クリームを重ねているので、小麦粉やクリームの量自体は少ないのです。その分カロリーや糖質が低くなっているということなんです。
満足感があって、作るのも簡単で、カロリーも控えめ…!ミルクレープは実はダイエットに向いている素晴らしいスイーツなんですね。
最近のミルクレープ事情!どんなものが流行ってる⁉︎
ミルクレープはおうちでアレンジがいろいろできるように、お店によってもさまざまな工夫がなされ、バラエティに富んでいます。シンプルに、はさんでいるクリームが生クリームやカスタードクリームだけだとしても、味付けや、量、挟み方などで、口当たりも変わってきます。また、季節のフルーツを挟んで、最後の盛り付けにフルーフを散らし、見た目にも華やかなミルクレープも人気です。
冒頭で出てきた、ミルクレープの元祖、ルエル・ドゥ・ドゥリエールもお取り寄せ可能なので、最近の人気を試す前に、元祖ミルクレープを味わってみるのもいいですね。
お取り寄せにおすすめのミルクレープ
はじまりのミルクレープ
チョコレートのミルクレープ
まとめ
コンビニスイーツでも、洋菓子店でも、カフェでも、はたまたお家でも!ミルクレープは私たちにとって、身近に食べることのできるスイーツですね。
また、ミルクレープは日本発祥の歴史あるスイーツですが、そのアレンジは無限大で、お店によってさまざまな特徴があります。ベーシックなものでも、こだわりがあったり、隠し味があったり。 また、見た目にも華やかにデコレーションしていたり。いろいろなお店のミルクレープをお取り寄せして、食べ比べてみるのも楽しそうですね。