ジェラートってどういう意味？アイスクリームとの違いやジェラートのお取り寄せを紹介

シャーベットのシャリっと感と、なめらかなアイスクリームのいいとこ取りのような「ジェラート」ですが、その定義はご存じですか？今回はジェラートの意味や定義、その他のアイスとの違いなどをご紹介します！また、アイスクリームとジェラートはどっちが低カロリー？お家で作れるレシピは？等々…気になる情報も一挙にご紹介します！

「ジェラート」とは？アイスクリームとの違いは？
シャーベットとはどう違う？
市販のアイスとジェラートの違いは“オーバーラン”
ジェラートのカロリーは高い？低い？
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「ジェラート」とは？アイスクリームとの違いは？

ジェラートは、イタリア語で“凍ったもの”という意味です。

本来、アイスクリームやシャーベットの総称として用いられる言葉ですが、本場のジェラートは乳脂肪が5％前後のものを指すので、アイスクリームやシャーベットというよりは、日本でいうところの「アイスミルク」に近い食べ物です。

日本では乳固形分15％以上・乳脂肪8％以上を「アイスクリーム」と呼び、乳固形分10％以上・乳脂肪3％以上のものを「アイスミルク」と呼びます。それぞれの代表的なものでいえば『ハーゲンダッツバニラ』がアイスクリーム、『雪見だいふく』や『ジャイアントコーン』がアイスミルクです。ジェラートはどちらかというと雪見だいふくやジャイアントコーンに近いアイスというわけなんですね！

シャーベットとはどう違う？

「シャーベット」のほうはというと、こちらもアラビア語で“凍ったもの”という意味。

シャーベットは一般的にフルーツジュースや果物のピューレなどを凍らせてアイスにしています。乳固形分が3％未満となるので、日本では「氷菓」に分類される食べ物です。

アイスクリーム、ジェラート、シャーベットの大きな違いは“脂肪分”ですが、その他にも原料の違いや、食感の違いも大きいですよね。

市販のアイスとジェラートの違いは“オーバーラン”

ジェラートは分類上アイスミルクと聞いて、「えっ、でもジャイアントコーンとイタリアンジェラートでは食感が全然違うよね？」と思った方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、実は市販のアイスミルクとジェラートでは“空気含有量（オーバーラン）”が違うんです！

オーバーランとは、アイスを攪拌しながら凍らせる際に含まれる空気量のことです。例えば、1Lのアイスの原料に1Lの空気を混ぜると総量が2Lとなり、オーバーランは100％となります。このオーバーランは市販のアイスで60～100％といわれています。ちなみに固くてスプーンが入らないことで有名な新幹線のアイスは、オーバーランをかなり低くしているため、溶けにくく、味も濃厚だといわれています。

気になるイタリアンジェラートの一般的なオーバーランは20～40％です。この絶妙なさじ加減が、あの独特な“固すぎず柔らかすぎない食感”を生み出していたんですね！

ジェラートのカロリーは高い？低い？

なんとも言えないなめらかな食感がクセになるジェラートですが、そのカロリーはどれくらいなのでしょうか。

「ジェラートはアイスミルクに近い」とはいいましたが、原料によっては“氷菓”に近いものもあります。氷菓に近いのは果汁や果物のピューレが使われているもの。これらは牛乳や生クリームを使用していないため比較的カロリーが低く、100g当たり大体100kcal前後といわれています。牛乳が入っており、脂肪分の多いジェラートのカロリーは200kcal前後。100g当たり約210kcalといわれる一般的なアイスクリームよりは低カロリーですね！しかし、フルーツが使われているものは糖質が高いので食べ過ぎには注意が必要です。