香ばしいバターの香りとサクサクとした食感がおいしいタルト。
エッグタルトやフルーツタルトなどタルトがアクセントになり、よりおいしいスイーツに仕上がりますよね。
古い歴史を持つタルトはフランス菓子の定番ですので、タルトのお菓子はたくさん販売されています。
ではタルトにはどんな歴史があるのでしょうか?
今回はタルトの特徴と共にその古い歴史を辿っていきます。
タルトとはどんなお菓子?
タルト生地は食感の異なる3種類に分かれます。
サブレ
サブレはフランス語で「砂の」という意味です。
特徴はサクサクした食感でほろっと崩れやすい生地になります。バターの香りがよく、クッキーとしても食べても美味しく食べられます。
サブレは果物と合うためフルーツタルトにするとよいでしょう。様々なタルトに使えるのでバターの香りをより楽しみたいひとはサブレがおすすめです。
シュクレ
シュクレはフランス語で「砂糖の」という意味です。
そのとおり他の生地と比べて砂糖を多く使用した生地になります。
どちらかというとしっかりとした生地で、サクサクした食感があり、生地が固く目が詰まっているため、水分多めのタルトと相性が良いでしょう。
シュクレはカスタードクリームやチョコクリームなどの定番タルトに合います。
ブリゼ
ブリゼはフランス語で「もろい」という意味です。
サブレやシュクレに比べるとザクザクとした食感です。砂糖を加えてないため甘味がなく、壊れにくい生地となります。
甘味のない生地であるためお惣菜系のタルトに多く使われます。例えばキッシュはこの生地を使用しています。
タルトのカロリー
タルトのカロリーは100gあたり約200~370kcalです。フルーツのタルトだとカロリーが低めです。タルトの中身によってかなり違います。
タルトの歴史
タルトの誕生
タルトが誕生したのは古代ローマ時代。当時はまだカトラリーというものが存在しなかったため液体やペースト状の食べ物が食べにくい状況でした。そこでタルト生地で器を作り、その中に液体やペースト状の食べ物を入れて食べるようになりました。
名前の由来
古代ローマ時代ではタルトのことを「トルータ」と呼んでいました。ラテン語でトルータとは「丸い皿状のお菓子」という意味です。後に「トルータ」が変化し「タルト」と呼ばれるようになりました。
日本とタルトの関係
洋菓子のタルトとは異なりますが、愛媛県松山市では「タルト」と呼ばれる郷土菓子が有名です。薄く焼いたカステラ生地に餡を巻いて作るロールケーキ状のお菓子です。
お取り寄せにおすすめのタルト
甘酸っぱいフルーツとサワークリームのタルト
キル フェ ボンの白桃のタルト
ナッツ、ドライフルーツが入ったタルト
エッグタルトをお取り寄せ
パリッとした生地は、すべて手作りのこだわり。
表面のこんがりと艶やかな焼き色からも香ばしさが伝わってきます。中から、プリンのような濃厚なクリームがとろり。お召し上がりの際は、冷蔵庫にて解凍後、アルミホイルをかけてトースターで様子を見ながら5~10分温めていただくと生地のサクサク感がよみがえります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はタルトの特徴と歴史についてご紹介しました。
タルト生地は3種類に分けられるってご存知でしたか?それぞれに合った生地を使っているからこそ、タルト生地が引き立て役になり、よりおいしいタルトが作られているのですね。
タルトもいろいろな種類のスイーツがあるので、ぜひお取り寄せして食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょうか?