モンブラン

モンブラン コラム

モンブランとは

濃厚な栗のペーストが空気を含んでふわりと重なった魅惑のスイーツ。モンブラン。モンブランとはフランス語で「mont blan 白い山」。mont(モン)は山で、blan(ブラン)は白という意味です。

アルプス山脈にあるモンブランに似ているスイーツだからモンブラン。モンブランに白い粉砂糖がかかっていることが多いのは、白い雪を表現しているとか。

絞り出した栗のペーストで雪が積もった山の頂を表現した魅惑の味です。

モンブランの歴史

モンブランといえば栗ですが、昭和の頃は、さつま芋やさつま芋を混ぜた白あんのお手頃なモンブランが主流でした。さつま芋と栗で栗きんとんを作るように、モンブランもさつま芋に栗の甘露煮が乗っていました。栗は高級食材だったのですね。

日本に初めてモンブランを紹介したのは東京の自由が丘にある「モンブラン」。ヨーロッパのモンブランは栗のペーストの上に生クリームをのせたデザートでした。自由が丘の「モンブラン」は持ち帰って食べれるようにカステラの土台の上にクリームと絞り出した栗のペーストという現在のモンブランの原型を作りました。それが人気となり全国のケーキ屋さんに広まっていきました。

自由が丘の「モンブラン」は日本の栗にこだわったので、黄金色のモンブランがモンブランの主流でしたが、1980年代に銀座のプランタンに「アンジェリーナ」がオープンして茶色いモンブランが主流になってきました。残念ながらプランタン銀座のアンジェリーナは閉店しましたが、ヨーロッパ栗の濃厚なペーストとサクサクのメレンゲのアンジェリーナのモンブランはデパートの催事で行列ができる美味しさです。

モンブランの材料

モンブランは何でできている?モンブランの材料といえば栗。(栗ではなくてさつま芋や白あんでできていいる場合もあります。)イタリアの栗などのヨーロッパの栗ベージュ系の色、日本の栗は黄金色など栗によって色が変わります。

マロンペーストは栗に牛乳を混ぜて滑らかにして作ります。
マロンペースト+砂糖が入った生クリームが基本です。
メレンゲタイプは 卵白+砂糖。
スポンジタイプは 卵+小麦粉+砂糖。アーモンドプードルが入っている事もあります。
洋酒を混ぜたり、卵黄でコクを出したり、粉砂糖で雪化粧したりお店によってバリエーションがあります。

モンブランのカロリー

濃厚なマロンペーストと生クリーム、メレンゲまたはスポンジでできたモンブラン。
ご想像通り、スイーツの中でもカロリー高めです。1個あたりのカロリーは174キロカロリーから485キロカロリー。300キロカロリーがウォーキング2時間くらいで消費されるカロリーです。

成城石井モンブランロール174kcal6等分
アンジェリーナモンブラン304kalデミサイズ
銀座ウエストモンブラン308Kcal
シャトレーゼイタリア栗のモンブラン485kcal
スターバックス焼きモンブラン250Kcal

成城石井モンブランロールはカロリー低めですが、栗の量も控えめ。アンジェリーナのモンブランは小さめのデミサイズですが、デミサイズでもお腹いっぱいになりますよ。

おとりせにオススメのモンブラン

和栗と洋栗の両方が楽しめるモンブラン

甘みを加えていない生クリームと合わせているから和栗とフランス栗の風味が引き立つモンブランです

和栗の栗きんとんクリームモンブラン

和栗を使った自家製の栗きんとんクリームを使い、そこにカスタードクリームと生クリームを合わせた上品なモンブラン

パイ生地の上のリッチなモンブラン

渋皮栗の洋風ペースト、栗きんとんの和風ペースト、クリーム、パイ生地の絶妙な組み合わせです

ロリアンの黄金のモンブランロール

ふわふわのロールケーキ と栗がゴロゴロ入ったクリーム、カスタードクリーム&栗ペーストのクリームがたっぷりしぼった素朴な味わい

栗の抹茶モンブラン

宇治抹茶のプリンに生クリームと栗のペーストを絞り、大きな栗をトッピングしたスイーツ。抹茶の旨みと苦みに栗のほどよい甘さ、カラメルの香ばしさが相まって、えもいわれぬ味に。

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